ベアリング(軸受)から異常な振動や発熱が!原因はなに?
こんにちは。
東京都板橋区を中心に空調機のメンテナンスや工事を手掛けている日本空調メンテナンス株式会社です。
日本空調メンテナンスは空調設備にかかわる部品の整備・点検・修理を幅広く取り扱っておりますが、
中でも取扱い件数の多い案件のひとつがベアリング(軸受)です。
「そもそもベアリングって何?」という方は、こちらの記事でベアリングの役割とメンテナンス時期の目安を記載した記事も作成しておりますので、併せてご参照ください。
https://www.n-k-m.co.jp/blog_staff/5230/
今回は、弊社にも多くお問合せいただくベアリングの主な不具合の内容とその原因について解説いたします。
ただし、あくまでこちらは参考事例として、実際にこうした不具合が発生した場合は、必ず専門業者による原因究明と対応を依頼してください。
■ベアリングの主な不具合とその原因
<異常な振動・騒音>
ベアリングから「キュルキュル」という異常な振動や騒音が起きた時は、以下に挙げられているように基本的にどこかの部品が損傷・摩耗していると考えてよいでしょう。
― 止ねじの摩耗や緩み
― クリープの摩耗
― ベルトの摩耗
― ボルトやナットの緩み
― 軌道面の圧痕や損傷
― 異物の混入 など
軸受は米粒ほどの小さな損傷や、わずかな部品同士の緩みでも不具合が起きてしまう繊細な設備です。
一方で、稼働時は常に送風機の回転を支えており、空調設備の中でも特に負荷が重い部分でもあります。
摩耗が激しく劣化しやすいため、定期的な点検・整備を怠ると経年劣化により故障しやすくなります。
送風機本体の耐用年数は約10年とされていますが、Vベルトは稼働時間1000時間ないし2年、ベアリングは稼働時間20,000時間ないし5年以内に1回のあてはまる方が交換の目安時期とされています。
その他各部品の摩耗状態などの点検も兼ね、1年に1回は専門業者に点検・整備を依頼されることをおすすめします。
<異常な温度上昇>
ベアリングの軸受部分は通常70°以下ですが、それ以上の発熱が起きている場合は以下のような整備不良が起因していると考えられます。
― グリス(潤滑油)の劣化
― グリスの過剰補給
― グリスの漏れによる潤滑不良
― シールの損傷
― ユニット取り付け台の平坦不良
― 過負荷
― すきま過少 など
グリスは、軸受内部に封入されており、軸受の潤滑な転動と水分やゴミの侵入を防ぐ役割を果たしています。
基本的には給油(グリスアップ)は不要ですが、軸受の温度が70°を超える環境や、水にさらされた環境下での運転の場合、
グリスは劣化・老化しやすく、潤滑能力が低下してしまうケースがあります。
この場合、半年おきに追加で適量のグリスを封入するのですが、点検や追加封入を怠った場合、軸受の過度な摩耗による異常な温度上昇が発生することがあります。
■まとめ
ベアリングは異音が発生してから対応の場合、修理が難しいこともあり、
部品交換は部品の納期によって期間を要することがあります。なお、その際は空調機の運転が不可能になります。
異音・振動や発熱といった不具合がない場合でも、定期的な給油(グリスアップ)や部品の摩耗検査に定期点検を行うことをおすすめします。
日本空調メンテナンスは過去に年間約2,500台のベアリングの点検・交換を行った実績のあるプロフェッショナルです。
ご不明点やご相談などございましたら、お気軽にお問合せください。
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日本空調メンテナンス株式会社では空調機のトータルプランナーとして、東京都を中心にオフィスビルや商業施設、宿泊施設、学校などの空調機のメンテナンスや清掃、整備、工事などを手掛けてまいりました。有資格者による確かな技術と高品質なサービスをご提供させていただきます。豊富な実績は、お客様との信頼の証です。空調機(加湿機能含む)のメンテナンスや配管、ダクトの工事のことなら日本空調メンテナンス株式会社までお気軽にお問合せください。
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